30代も後半に差し掛かり、とにかく飲んでいた。
夕飯食べる前に飲む。
まずは、ビールorハイボール500mlを二本。
箸に手をつける前に、とにかく胃に流し込み、アルコールの血中度数・フラっと感を高めるために飲んでいるようなもんだ。
二本飲み終える頃に、やっと、ちょいちょいツマミを始める。
主食は控えつつ、おかず中心。
ある程度、食事を終えると、次は、炭酸なし系。
つまり、焼酎・ウィスキー・ワインだ。
全てをちゃんぽんする日はないが、ワインだと一本空ける程度は飲む。
そんな飲み方をしていれば、翌日は二日酔い。
会社には普通に遅刻せずに行っている。電車では酒臭いだろう。
(周りの人、ごめんなさい。)
会社に行くと、頭痛い。。。バファリン(鎮痛剤)を飲む。
一時間ほどで効いてきて後はなんとか仕事をこなす。
そのうち、普通のバファリンでは効かなくなり、プレミアムバファリンを飲むようになる。
翌日の対策もそうだが、前日の対策もするようになる。
会社の先輩に教えてもらったのだが、飲む前にハイチオールCを服用する。
すると、なぜか、翌日残りづらいのだ。
(その理由は断酒を開始するときに知ることになるのだが・・・)
とは言え、飲む量が飲む量なので、結局は翌日に持ち越している。
食べる物は、先ほどの通り、炭水化物を控えているのに、どんどん太っていいく。
なぜか体重増加が止まらない。
当時調べたのだが、お酒の分解に内臓類が集中するので、食べ物の分解が後回しになり、酵素!?を失った内蔵は食べ物を全て吸収するように働くのだそうだ。
”飲むなら食べる種類を変える”というのではなく、”食べない”が良いのだろう。
もちろん、そんなことをしているとアルコール依存症まっしぐらだと思う。
一人で飲みながら、途中で吐くこともあり、こんなに飲んでいる自分が嫌になる瞬間があった。
飲んでいるときに、洗面所に行き(もうフラフラ)、自分の顔を見た時。。。
ついに思った。
もうダメかもしれない。自分では止められない。タバコは自分の意志で止められたのに、自分の意志では止められない。
嫌な気持ちになっても、また翌日、飲んでしまう。
次の日の事を気にする瞬間があっても、飲んでしまう。寝るまで。(正確には気絶するまでだ。。。)
誰か、僕を止めてくれ。
頼む。
お酒の前では、僕は無力だ。
そこに自分の意志は存在しない。
この頃には色々ネットで調べていたが、ネットに落ちている簡易診断では、僕の飲酒量や心持(精神状態)は”アルコール依存症の可能性あり”だ。
では、アディオス。