実は、節酒を妻に宣言するときに、妻には内緒で決めていた事がある。
これでも止められなかったら(酒をコントロールできるようにならなければ)、、、
自分でも止められない、人に(大事な家族)宣言しても止められなければ、、、
その時は、病院に行こう。
節酒宣言の頃から、アルコール依存症について色々調べた中で、特に気になっていたことがある。
常飲が継続すると約20年で、個人差はあまりなく、アルコール依存症に陥ると・・・
正しいかどうかは知らない。
けど、本当な気がしている。
こうやって、飲酒録について”回想”で約30記事ほど書きながら振り返ってみたが、やっぱり、継続がいけないのだと思う。
通常が酒(血中にアルコール残存)、異常が酒なし(血中にアルコールなし)、これが習慣化し、長年断つと、脳での制御が不可能(自分の意志では勝てない)になるのかなと振り返ってみて思っている。
後々知るのだが、脳が委縮して(小さくなって)しまう後遺症もあるらしい。
脳も確実にやられる。
約20年。。。
リミットが近づいてきていると思っていた。
前のブログでも言ったが、親戚のおじさんも、見事に20年ほどで、あっちの世界(完全なアルコール依存症)に行ってしまったのだろうとも思った。
コロナ影響のせいにするのもおかしいが、常飲が始まり、また家で眠るまで飲む(気絶するまで飲む)の生活が始まり、もう一度鏡の前で「誰か僕を助けて欲しい。。。」っと思った。
そのうち手が震えだすだろう。
そうすると2度と治らないと思う。(一生飲まない。以外の手段なし。)
誰かを頼ろう。
もちろん、病院に行くことに抵抗はある。
今まで、仕事でもプライベートでもどんなに辛くても、周りの支えや自分の精神力で乗り越えてきた。
心療内科という病院に行くのに物凄い抵抗感がある。
しかも自ら赴くのだ。
でも、後戻り出来ない状態になるわけには行かない。
子どももいる。
なにより、こんな僕をいつも支えて、笑わせてくれる、とても寛容な妻を悲しませることになる。
行こう。
もう自分では無理だ。
扉を叩こう。
近場にあって、通いやすく、知り合いに見つかりにくい、アルコール依存症の専門外来を見つけた。
イルカの卒業。
獅子(海賊をやっつけたディオニュソスの化身)となって、これからが”アル中の手前”からの克服物語が始まる。
一旦は、現在のカテゴリーに移行する。
(また何か思い出したら書くが。。)
取り留めのない僕の”回想”に付き合って、今まで読んでいただいた皆、ありがとう。
長きに渡る闘いが始まる。
終わりがあるのか?ないのか?誰にもわからない。
克服(イシギアに向かう)か、ただの断酒か。
日々の闘病録を現在で書き連ねていく。
では、アディオス。