一人暮らしも束の間!?
まさかの、こんな僕にはもったいない人と出会い、再婚できた。
30代前後の頃だ。
奇跡だと思う。
当時も今も感謝している。
不思議なもので、付き合いは短かったが結婚までは早かった。
そして、今も順調に(たまに怒られるが・・・)続いている。
妻は中々ユーモアにあふれる人だと思う。妻の面白話は追々触れるとして、、、
結婚する前に、「お義父さんはどんな人?」っと聞いた事がある。
答えは、
「毎日飲んでる。」
だった。
酒好き同士ということもあり、案の定!?、最初から上手く打ち解けることが出来たと思っている。
酒好きな人だが、飲まれることはなく(少なくとも僕の前では)、普段はとても寛容な方で、よくもまぁ、バツイチの僕との結婚(妻は初婚)を許してくれたもんだと思っているワケだが、これまた感謝しかない。
結婚話は順調に進み、いわゆる両家顔合わせもあったが、
僕の親父との会話の中で、
「基本的にはただの酔っ払いですから。」
っと、自分で笑いながら自分の自己紹介をしていた。
包み隠さず、表裏なく、屈託なく人との交わりができる、凄い人だと思う。
逸話もいくつかあるのだが、ひとつ紹介すると、
お義父さんが友達と繁華街で飲んで、酔っぱらいの状態で電車で地元まで帰ってきた。
その後、いきつけのフィリピンパブに行こうとしたが、お金がなくて近くのATMに寄ったが、酔っていたせいもあり、操作がわからなくて困っていた。
何を思ったのか、ATMを揺さぶったり、蹴ったりしたようだが、結果的に、警察に通報されて朝まで拘束された。。。
(しかも、僕と妻の結婚後の事なので、中々の歳で、行動が大胆である。)
翌日、たまたま会ったお義母さんに、「お義父さんが朝まで帰ってこなくて、朝、警察から、”迎えに来て”と電話があったのよ。。。」っと聞いて、驚きとともに笑ってしまった。。。
話は戻す。
妻との結婚生活のなかで、昼から飲むことはなくなった。
昼から飲もうかな・・・っと思う時はあったが、あんまり手は出さなかった。
理由としては、昼間から飲んで、途中と止めると、夜だるくなるのだ。(酒飲みの人は、この感覚わかってくれると思う。)
飲むならとことん飲み続けた方が良いのだが、そんなわけにもいかないので、飲んでなかった。
たまに、友達を誘ったり、友達のところに行ったりの、いわゆるホームパーティ系で昼から飲むことはあった。
その場合は、とことん飲んでいた。
癖が悪いのが、会がお開きになっても、家に帰ってから、プシュっとビールを数本飲むといった具合だ。
「ちょっと飲みすぎじゃない!?」
「そーかな。まぁ、酒は酔うために飲むもんなんだよ。お義父さんも言ってたじゃない。」
「お父さんは別。」
「へ・・!?」
そんな感じの問答があることはあったが、お義父さんに負けず劣らず寛容な妻で、僕にとってとても助かる!?(都合が良い)話なのだが、基本的に翌日には大概の事は忘れているし、ネチネチつめてくることもしない。
「頭の中の消しゴム」
っと、意味不明なこと(使い方も間違っている気がする)を言ってきたりする。
忘れてもらって都合の良い話もあるが、覚えておいて欲しいことも忘れてる時もあるので、それはそれで困ることもあるが・・・
”いってこい”で”プラマイ0”というか、特に不満はない。
という具合で、
昼飲みは、特別な日(ホームパーティ&BBQ系)を除いては、なくなった。
でも、毎日飲むという習慣は変わらなく、夜は飲んでいた。
徐々に、そして確実に、
”アルコールによる身体への習慣化”と”脳への記憶(酒の支配)”が蓄積されていく。
では、アディオス。