ウーロンハイとの出会いは前回ブログの通りだが、しばらくは慣れなった。
芋焼酎や麦焼酎が苦手だったんだと思う。当時は独特の臭みがダメだった。
覚えたてのビールが苦手なのと同じ感覚なのだろうと思う。
でも、少しづつ飲む回数を増やすにつれて慣れてきた。というより、入っているアルコールにより大丈夫なモノがあると気付いた。
それは、甲類焼酎だ。(つまり、鏡月やJINRO)
癖がない。
ウーロン茶で割ると、少しだけピリっとしたアルコールの感覚とウーロン茶の味だけだ。
一杯目はビールでスカっとしたい気持ちは変わらなかったが、その後ダラダラ飲むには”持ってこい”の酒だった。
酒のアテをツマミながら、ダラダラと飲む。唐揚げや餃子といった最強の組み合わせもOKだ。
当時からウーロン茶は脂肪の吸収をおさえるということが実(まこと)しやかに騒がれ始めていた時期である。数年もしないうちに黒烏龍茶が出た時代だ。
バンドマンの先輩が言っていた「少し体系が気になって来てさー。」ということを思い出しつつ、「なるほど、これは酒を飲みつつでも余計な脂肪分の吸収は抑えてくれるから秀逸だな・・・」なんて自分に取って都合の良い部分だけを切り取り、飲み続けていた。
確かに太りはしなかった。
ただ、大きな勘違いであり、若さゆえの新陳代謝のおかげだったと思う。
仮に、今、当時のように馬鹿みたいに酒と唐揚げ・餃子・〆のお米や麺を食べていると、例えウーロンハイであろうとブクブクと太るだろう。
本格的なウーロンハイ生活が始まった。
最初は瓶買いだったが、そのうちペットボトルの1.8L 版(当時は4.0Lとかはなかったはず。。)を常備するようになっていった。
酔うために飲むという点において、コスパも良かった。
立派な”宅飲み”常習者が出来上がった。
学生の一人暮らしなので、友達も良く来てくれた。
勿論、友達とも一緒に飲む感じだが、僕だけは最後まで飲んでいた気がする。
酩酊する量を飲んで寝る。
寝てるのか飲んでるのかわからないうちに、落ちる(寝る)という具合だ。
当時のエピソードだが、友達と飲んでいるときに僕の電話がなった。
「おい!Dio!電話なってんぞ!!」
「うん?ダミーだよ。」
zzz
ってな具合に、寝落ちするレベル感だ。
友達は「意味わかんねーヤツだ。。」と思っていたと思う。
幸いにして、その友達は僕の飲み方(量)に寛容なヤツだった。
良いヤツだ。今でも友達だ。
(量)と言ったのは、アル中の僕が言うことではないのだが、僕は(質)は悪くないヤツである。だと思っている。。。
絡み酒とかはあまりしない。一人でただ飲んでいるのが好きなのだ。
これがアル中になっていく一つの要素だったとも思う。
では、アディオス。